子どもと接する時の5つの心がけ
お子さんとおうちで接する時のポイントです。これは、ふたば保育園の保育士も共通で意識していることですので、ご家庭でもお試しください。
1、子どもとのスキンシップを十分とりましょう
- 抱っこや、おんぶや、タッチ、泣いているときは背中をさする、など、しっかりと身体に触れましょう。
篠原園長
叱りたくなった時は、逆に『抱きしめて』みてください!
2、肯定的に評価する
篠原園長
応援での無理強いや、咄嗟に出る責めの言葉は控えましょう。
例、ご飯を食べているときに、なかなか進まない時
〈ふつう〉:「少ししか食べてないね、頑張って食べて!!」
Good!!(あらかじめ盛る量を少なくして)「すごい!ご飯とおかずが食べられたんだね!!^^」
例、オレンジジュースのコップを誤って、床に落としてしまった時
〈ふつう〉:「何してるの?気を付けて!!」
Good!!「びっくりしたね💦大丈夫!怪我はない?コップが割れなくて良かったね!」
3、共感的な聴き方をする
篠原園長
疑問文(~?)で聴いていきながら、感情とニーズを推測していきましょう。
例、Aくん(5歳児)が保育者に不満を言ってきたケース
Aくん:ぼくばっかり、注意されるんだ。(嘆)
保育者:Aくんばっかり、注意されると思っているの?
Aくん:おもってる!Bくんも同じことをしているのに!(怒)
保育者:Bくんも同じことをしているのに、Aくんばっかり、注意されて怒っているのかな?
Aくん:怒ってる!いつもずるいんだよ、Bくんは!(怒)
保育士:Aくんは怒っているんだね。Bくんのこと、ずるいと思っているんだ。
:同じように注意してほしいのかな??
Aくん:同じようにしてほしいんだ。
POINTやりとりをしていく内に子どもは「自分は受け入れられている」と感じ、自分で解決方法を見つけていきます。
4、私は(アイ:I)メッセージで話をする
【例】
私(パパ・ママ)は、それは困るんだ。
私(パパ・ママ)は、悲しいよ。
篠原園長
自分の正直な気持ちを、しっかり伝えていきましょう!!
5、叱るのでなく、『魔法の言葉(肯定的な言い回し)』で伝える
篠原園長
~しないで!・~したらダメ!ではなく、自分で気づいてもらう、声かけが大切です!
言葉 | 『魔法の言葉(肯定的な言い回し)』 |
しゃべらないで!! | 話をしてもいいかな? |
走らないで!! | 歩こう!! |
机に座らないで!! | 椅子に座りましょう |
たたいたら、ダメ | 叩かないよ?よほど腹が立つことがあったんだね。 困ったことがあったら、大人に教えてね! |
押したらダメ | びっくりしているよ?💦 |
はやく起き上がりなさい | あらあら、まあまあ、おやおや |